《21世紀COE研究拠点形成プログラム「心の働きの総合的研究教育拠点」 第2回ワークショップ》

『共同注意の進化と発達』
Evolution and Development of Joint Attention.


日 時: 2003年1月20日(月)午後2時〜5時
場 所: 京都大学文学部新館 第4講義室
        京大本部構内マップ
         http://www.adm.kyoto-u.ac.jp/GAD/pid/map/sansaku2.pdf
        京大までの交通案内
         http://www.adm.kyoto-u.ac.jp/GAD/pid/access/access01.htm
演 者: Dr. James Anderson (Reader, Department of Psychology, University of Stirling, Scotland)
       大神英裕 教授(九州大学 人間環境学研究院人間科学部門)
概 要: 21COE京都大学心理学連合のプロジェクト・チーム「進化と生涯発達」班では、心的機能の系統発生と個体発生の過程を、進化的比較、世代間比較、生涯発達比較等を通して明らかにする研究を目指しています。今回のワークショップでは、「共同注意と進化」というテーマで2人の演者にお話をいただき、それをもとにディスカッションを行います(使用言語は英語と日本語です)。ジム・アンダーソン博士は、様々な霊長類の社会的行動・学習・認知の研究の専門家で、鏡像自己認知、表情認知の研究をして来られましたが、ヒト乳児の共同注意の研究も行っておられます。大神英裕(おおがみ ひでひろ)教授は行動発達学がご専門で、運動制御の発達と障害に関する研究,動作法の熟練過程に関する研究,障害児のコミュニティ・ケアに関する研究に加え、最近は共同注意の発達に関する大規模調査研究を行っておられます。共同注意が進化と発達に果たしてきた役割を考える絶好の機会になることを期待しています。
問合せ先: 文学研究科 板倉 昭二  TEL & FAX 075-753-2741
                         itakura@psy.bun.kyoto-u.ac.jp
           教育学研究科 子安 増生 TEL & FAX 075-753-3063
                         HGB03675@nifty.ne.jp