21COE京都大学心理学連合主催
国際シンポジウム
New Perspectives in
Affective Science
2005年1月28日~30日に、国際シンポジウム「New perspectives in affective science」を開催します。このシンポジウムのキーワードは感情です。感情は人間の心を満たし、思考や行動を方向づける「何か」であり、人と人の心をつなぐ「何か」でもあります。このシンポジウムでは、神経システム、認知と言語、進化と発達、社会と文化、病理と健康という多様な心の側面に関わる「感情」を取り上げます。異なるアプローチで、異なる観点から先端の感情研究を行っている国外、国内の研究者が集い、最新の研究報告と質疑によって感情研究の現在について共通の理解を深めることが目的です。さらに以下に挙げるような問いをめぐって自由闊達に議論し、新しい感情研究への指針を見出したいと考えます。「感情のミラーニューロンはあるのか?」「感情の変化はどこまで脳内物質によって理解できるか?」「環境刺激、文章、会話はどのように感情を喚起するのか?」「感情はどのように言語で表現されるか?」「乳児期の感情は心の発達にどのような役割を果たすのか?」「ヒト以外の霊長類は自己や他者の感情を理解するのか?」「社会的やりとりの中で人はどのように他者の感情を理解するのか?」「文化は感情や動機づけにどう影響するのか?」「感情傾向の個人差はストレス対処にどう影響するのか?」「感情は、精神的健康や幸福にどう影響するのか?」等々。
多数の皆様のご来場をお待ちいたしております。
* プログラムとアブストラクトがダウンロードできます。PDFfile(400KB)
シンポジウム日程
日時 2005年1月28日―30日
場所 京都大学時計台記念館 百周年記念ホール
アクセスはこちら
「感情シンポジウム参加希望」と件名欄にご記入の上、英文表記の氏名と所属をメイルでお知らせください。
当日参加も受付いたします。直接、会場にお越しください。
◆参加費用
2000円 (当日参加される方のみ)
参加費用は当日申し受けます。なお、参加費用には、ポスターセッションでのビュッフェ形式の昼食代が含まれています。
◆参加申し込み・問い合わせ先
coe_psy-office@bun.kyoto-u.ac.jp
(1) ポスターの掲示用ボードの大きさは、縦180cm横90cmです。その範囲で収まるポスターを、シンポ当日にご持参ください。
(2) ポスターは、28日朝8時半から掲示できます。当日お配りするプログラム集に掲載されているポスター番号をご確認のうえ、該当する掲示板にポスターを掲示してください。
28日、29日のポスターの入れ替えはありません。29日のセッション終了までは、掲示したままにしてください。
ポスターの撤去は30日昼までにお願いいたします。
掲示に必要な画鋲などは会場入り口のデスクにて受け取ってください
(3) 在席時間は、一律には定めておりません。ポスター掲示ボードに、各自、28日、29日の在席時間を記入していただき、その時間帯には在席するようにしてください。
在席時間は28日,29日合わせて120分程度を目安としてお考えください。
昼食は、在席時間以外の時間帯にご自由にお取りいただいてかまいません。
[New Perspectives in Affective Science 実行委員会]
(メールアドレスにdelete_がついていますので、メイル送信の際は削除してください。)
吉川左紀子
(教育学研究科・教授)
渡部幹
(人間・環境学研究科・助手)
楠見孝
(教育学研究科助・教授)
河合俊雄
(教育学研究科・教授)
板倉昭二
(文学研究科・助教授)
船橋新太郎
(人間・環境学研究科・教授)
藤田和生
(文学研究科・教授)