第36回京都国際心理学セミナー

日時 平成12年10月17日(火) 午後4:30−6:00
場所 京都大学文学部新館2階第4講義室


Darwinian psychiatry and is depression an adaptation?
(進化的精神医学-抑うつは適応か?)
演者:Dr. Randolph Nesse(ランドルフ・ネッシイ先生)
(ミシガン大学)


司会:板倉昭二(京都大学大学院文学研究科)

概 要
ミシガン大学教授のランドルフ・ネッシイ先生(Dr. Randolph Nesse)にお話をしていただきます。ネッシイ先生は、進化論的な立場から病気や精神障 害を研究されています。ご著書の『Why we get sick?』は、進化医学の入門書として世界各国で翻訳されており、日本でも、東京大学の長谷川寿一先生の手によ る翻訳が出版される予定です。また日経サイエンスの1999年2月号に、『進化論で解く人はなぜ病気になるのか』という論文が翻訳されています。ご専門の精神 医学の領域では、従来不適応反応としてとらえられてきた抑うつや不安などが、なぜ人類共通の心理メカニズムとして進化してきたのか、その機能は何かについ て研究されてきました。今回はこのようなご研究についてご講演いただきます。ぜひお誘い合わせの上、どうぞお気軽に御参加ください。


問い合わせ先: 藤田和生 tel:075-753-2852 e-mail: fujita@psy.bun.kyoto-u.ac.jp
板倉昭二 tel&fax: 075-753-2741 e-mail: itakura@psy.bun.kyoto-u.ac.jp

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