Hiroshi ASHIDA

PsychoPyメモ

PsychoPyについて

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2020/10/23

 

PsychoPy メモ

PsychoPyについて

 PsychoPyは、PC上で手軽に心理実験を行うことができるPythonベースのソフトウェアで、Jon Peirceらによって開発されています。https://www.psychopy.org/ オンライン実験には使用料がかかりますが、それ以外は無料で利用できます。

 Jonは私と同じ視覚科学分野が専門なので、PsychoPyも視覚心理物理学実験に使えるよう、モニタの較正や呈示時間タイミングにかなり気をつかっていますが、そういう心理物理学特有の些事についての知識がなくても、心理学実験一般に使いやすいものになっており、当研究室でも卒論等に広く使われています。

 多くの実験はGUIベースのPsychoPy Builderで実施できます。Pythonに慣れていればCoderで直接プログラムを書くことによってさらに細かな制御も可能になりますが、精度がかわるわけではないので、実験デザインの制御など面倒な部分を任せられるBuilderがお勧めです。

 十河宏行先生(愛媛大学)が開発と日本語化に参加され、ご自身のサイトで使い方を詳細に説明されています。http://www.s12600.net/psy/python/ppb/

 最新のPsychoPy3はPython3ベースですが、その前のPython2ベースのPsychoPy2 (バージョン1.8x - 1.9.3)もよく使われています。言語使用が変わったため、コードを多用するプロジェクトの移行には手間がかかるかもしれません。また、モニタの自動輝度測定など、PsychoPy2のほうが安定している部分もあります。

(2020/10/23記)

PsychoPy本について

 Jon PeireceとMichael MacAskillによる、PsychoPyの解説本が出ています[こちら]。Builderの使い方を中心に、実例とともに学べる好書であり、比較的わかりにくい諸機能や特殊な仕様の意味などについて設計者の視点で説明されています。

 上記の十河先生らとともに、本書の日本語翻訳版を出版しましたのでぜひご覧ください。

https://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-52029-3/

 この本ではPsychoPy2を用いていますが、多くの部分はそのままPsychoPy3で実施できますので、今から始める人はあえてPsychoPy2に戻る必要はありません。

 2020/10時点で気になるのは、PsychoPy3にテーマ機能が導入されてアイコンなどが大きく変わり、本の図版と合わなくなったことです。わかりにくければ、メニューの「ビュー」にある「テーマ」でClassicを選ぶと、アイコンが本と同じようになります。

(2020/10/23)

PsychoPy利用に関する雑記

 使っていて困ったことや解決について、ここにできるだけ書いておこうと思います。

 


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