Motor system activation reveals infants’ on-line prediction of others' goals

Southgate, V., Johnson, M. H., Karoui, I. E., & Csibra, G. (in press).
Psychological Science

要約

多くの研究が他者の行為に目標を帰属する乳児の能力を実証しているが、乳児がオンラインで行為の結果に関する予測を生成することができるかどうかは不明瞭である。そのような能力は、他者と協力し、共同作業をするヒトの傾向にとって決定的な能力である。この証拠の欠如は、行動データを解釈するということに限られる方法論的な制約に主に帰属される。ここで、われわれは、観察者の運動システムが目標志向的な行為の観察の間に活用されるという事実を開拓した。われわれは、9ヶ月児に、もし彼らが隠された結果を予測したら目標志向的であると解釈することができる行為の一部を呈示した。行為を観察している間の感覚運動のアルファ信号の減衰を測定することにより、われわれは観察された行為が乳児に起こりうるその結果を推測させる場合だけに、乳児の運動野が活動する証拠を発見した。この結果は乳児におけるオンラインの目標予測の証拠を提供し、われわれの方法は、乳児の認知能力を探究するための新たな方法を提供する。