Relational memory during infancy: evidence from eye tracking

Richmond,J., & Nelson,C. (2009).
Developmental Science, 12, 549-556.



要約

検索手かがりの変化によらず記憶の検索ができる能力は「表象の柔軟性」(representational flexibility)という。Eichenbaum (1999)に よると、事項を関連的な表象に符号化する能力が我々の記憶の柔軟性を働かせる。柔軟性は月齢に関連している知見は様々な研究で検証さ れたが、早期リレーショナルメモリの出現についてはあまり研究されてない、なぜならば乳児は言語習得前に幼児や子供に使う空間的に探 す課題や絵の再認課題を完成する運動スキルと言語スキルを備えてない。本研究はアイトラッキング装置を使って9ヶ月児のリレーショナル メモリの働きを調べる。この結果は、9ヶ月児は事項間の関連性を表象し記憶を形成することができ、すこし遅れても維持できることを示し た。さらに我々は海馬が重要な役割を果たしていると推測する。