Seductive eyes: Attractiveness and direct gaze increase desire for associated objects



Madelijn Strick, Rob W. Holland, Ad van Knippenberg. (2008).
Cognition, 106, 1487&8211;1496.



要約

　神経科学における近年の研究では、直視である魅力顔の観察は、逸視の魅力顔の観察よりも、より報酬的であることを示す。 この研究を基に、物体評価は直視の魅力顔と連合されることで高められると予測された。条件付けパラダイムにおいて、新奇 物体は、直視あるいは逸視である、魅力的あるいは魅力的でない女性顔と連合された。感情プライミング課題では、逸視の魅力 顔、視線方向に関係なく魅力的でない顔よりも、直視の魅力顔とペアになった物体に、positiveな自動的な評価を示した。物体 に対する参加者の自己報告のdesireは、感情プライミングデータと一致した。結果を、近年の研究の視線手がかりの感情的結果 と比較して議論する。