Hand preference for pointing gestures and bimanual manipulation around the vocabulary spurt period


Helene Cochet, Marianne Jover, Jacques Vauclair
Journal of Experimental Child Psychology,in press



要約

 本研究は、5ヶ月を通して、乳児の両手マニピュレーション行動、指差しジェスチャーにおける手の使用選好と言語獲得との関連を調べた。語彙スパートはマニピュレーションではなく、指差しにおけるright-sided biasの増加にと共に起こることが分かった。さらに、観察段階で、語彙スパート前の乳児において、要求的指差しとマニピュレーション行動で手の使用選好は有意な相関が見られた。それに対して、叙述的な指差しはマニピュレーションでの使用選好との関連が見られなかった。本研究は、handednessと言語発達との複雑な関連を説明し、指差しの様々な機能を考慮に入れる必要であることを強調した。