Preschoolers use emotion in speech to learn new words


Berman, J. M., Graham, S. A., Callaway, D., & Chambers, C. G. (2013).

Child development, 84(5), 1791-1805.


要約

我々は2つの実験を通して,4,5歳児が新しい単語を学習する際に声の感情を手がかりとするかどうかを調べた。実験1(n=48)では幼児に2つの新奇物体の初期状態に続き,変化状態(broken or enhanced)を提示した。ネガティブ/ポジティブ/中性的な感情を帯びた声で,2つの物体のうち,(発話の)指示物に指さしするように教示した。新奇単語が聞こえる間に,4,5歳児とも声の感情と一致する物体により注視する傾向が見られた。実験2では,5歳児(n=18)が新奇単語と新奇物体の結びつきを別の物体まで一般化するかどうかを調べた。結果として,5歳児はネガティブな感情を帯びた声の条件のみ,新しく学習したラベルを一般化することができた。