Intraverbal naming and equivalence class formation in children.
児童期におけるイントラバーバルネーミングと等価クラス形成

Carp CL, Petursdottir AI (2015)

Journal of Experimental Analysis Behavior., 104, 223-40.


要約

5−7歳の6人の定型発達児に、3つの刺激がある等価クラス形成のための見本合わせ訓練(MTS)を行った後に、それぞれの刺激に対して独自の名前を与えた。Horne and Lowe(1996)らのネーミング仮説によれば、このような状況下では、MTSのcontingenciesは、独自の名前との間にイントラバーバルの関係を成立させるとしており、それは刺激等価性に対するテストの正答を導く。本研究では、参加者はベースラインの関係性の訓練(ABとAC)に引き続き、イントラバーバルのテスト、そして刺激等価性のテストを受けた。結果2つのテストの出来は等分散だった。3人は両方のテストにパスしたが、残りの3人は両方のテストにパスしなかった。テストにパスできなかった参加者は、対称律ではなく、推移律に問題があった。(BC)訓練をおこなうと、全ての参加者は対称律テスト(BA、CA、CB)をパスした。