Failure to Detect Mismatches Between Intention and Outcome in a Simple Decision Task
P Johansson, L Hall, S Sikstrom, A Olsson (2005)
Science, 310, 116-119.



要約

意思決定理論では、基本的に、我々は意図と結果の不一致を検出し、誤りに対して行動を調整し、環境の変化に対して適応するということ を仮定している。これは常に真実なのだろうか?我々は、意図と選択と内観報告との関係を調査した。参加者は、実験者が分からないよう に参加者が経験する選択と結果の関係が操作される状況で、魅力に基づいて目の前にある顔の組から1つを選択した。参加者は、その間に 内観報告でなぜそのように選択したのかという理由を求められているのにも関わらず、彼らの意図した選択と提示された結果の明らかな不 一致に気付かなかった。我々は、この効果を「選択盲(choice blindness)」と呼ぶ。