Inferring the outcome of an ongoing novel action at 13 months
(13ヶ月児における継続中の新規行為の結果についての推測)
Southgate, V. & Csibra, G. (in press)
Developmental Psychology



要約

多くの研究によって、実演の見慣れた行為者であろうと、コンピュータースクリーン上の抽象的な図形であろうと、乳児が観察した行為に 目標を帰属できることが実証されてきた。しかしながら、これらの研究のすべてではないであろうがほとんどが、乳児研究で典型的な繰り 返しの行為提示に依存しているので、乳児が単に遂行された行為を目標志向的と認識するのか、継続中の行為からまだ達成されていてない 結果を生産的に推論しているかが明瞭でなかった。われわれは、13ヶ月児に1つのアニメーションの追跡イベントを提示することによりこの 問題を検証した。乳児は、追跡するものが追跡されるものを捕まえたときより、捕まえなかった行為の結果をより長く注視した。重要なこ とに、この結果は、追跡行動が目標状態との関係で効率的なものと解釈されるかどうかに依存していた。この発見は、継続中の新規な行為 に対する予期的な目標帰属を示しており、1歳児の行為理解の生産性を明示している。