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-音響関係-
シーショアの聴力測定器
 (Stoelting社製)
 いわゆるオーディオメーターで現代につながる聴力検査器具の初期のものである.Seachre, C. E.(1866-1949)は実験室の建設,器具の創案,学力検査など実績を多く残したが,とりわけ音楽適性検査の研究でよく知られている.
 箱の左下部の大型端子に片耳ヘッドホン(紛失)をつなぎ,上方の一列に並んだ40個の小端子の上を接触子を褶動させて閾値を測定する.
 これは1915年(No.589)Stoelting社から150円45銭で購入されている.