No.406-2(2006/11/30)
Becoming a social partner with peers: cooperation and social understanding in one- and two-year-olds.
(仲間と社会的パートナーになること:1,2歳児における協力と社会的理解)
Brownell CA, Ramani GB & Zerwas S.(2006)
Child Development, 77,803-821.1,2歳児のペアが単純な協力課題を提示された。協力行動の量、目標と関連する仲間の行動や位置を観察する量、また、仲間がパートナーとして利用できる(もしくはできない)ときに目標を達成しようとする量に年齢差が見られた。1歳児の同期した行動は協力的であるというよりは偶然のようだったが、年長の子どもは共有された目標のためにより協力しているようであった。仲間と同期した活動の量は、成人と注意を共有する量や、自分や他者についての言語の量と関連していた。仲間と協力する能力、真の社会的パートナーになることは、成長中の社会的理解とともに生後2〜3年目の間に発達する。
発表者:森口