No.61-1(1999/03/10)

The Craik-O'Brien-Cornsweet illusion in honeybees.
(ミツバチにおけるクレイク-オブライエン-コーンスウィート錯視)

Davey, M. P., Srinivasan, M. V., & Maddess, T. (Australian National University)
Naturwissenschaften, 1998, 85, 73-75.

Y字型迷路でミツバチに砂糖水を報酬として弁別学習をさせた。ミツバチはCOC(クレイク-オブライエン-コーンスウィート格子)と方形波を弁別できなかったが、鋸歯型と方形波、鋸歯型とCOCは弁別できた。面白いことに、向きの異なる2つの鋸歯型の弁別はできなかった。ヒトと同じように、ハチの視覚系は近接したエッジ間の明るさを充填(fill-in)するのかもしれない。

(山脇)