Effects of number of items on the baboon's discrimination of same from different visual displays.
( ヒヒの視覚刺激配置の同異弁別における項目数の効果)
Wasserman, E. A., Young, M. E., & Fagot J.
Animal Cognition, 2001, 4, 163-170.3つの実験をおこない、2から24個の白黒のアイコンからなる視覚刺激配置を、それらが全て同じ (same) か互いに違っている(different) かをヒヒが弁別するか調べた。ヒヒの同異弁別の成績は、アイコンの数が増えると向上した。アイコンの数が2か4まで減少すると、ヒヒの反応は強い位置選好を示し、同異の弁別ができないような反応をした。これらの結果は、同じような条件で訓練されテストされたハトでの結果と類似している点もあり、また異なる点もあった。(牛谷)