Intramodal competition for attention
in honeybees.
（ミツバチでの同様相内における注意の競合）
Shapiro, M. S., & Bitterman, M. E. (University of Hawaii)
Psychonomic Bulletin and Review, 1998, 5, 334-338.
ターゲットの色と形が、関連次元と非関連次元において変化するなかでミツバチは弁別の訓練を受けた。獲得期における成績は、関連次元においてのみ異なる課題の方が、関連次元と非関連次元の両方において異なる課題よりもよかった。このことは、非関連次元における差が非関連刺激への注意を促進し、関連刺激への注意が損なわれたということを示唆する。その後行われた消去選択課題での成績でも、関連次元においてのみことなるターゲットのときのほうが、両方の次元で異なるターゲットよりもよかった。この結果は、以前になされた様相間（臭覚と視覚を用いた）条件付け実験との比較で考察された。
（徳久）